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2014-08-28

今更ながらE-ink端末としてKindleではなく楽天koboを購入してみた理由

しばらくの間Nexus7に楽天koboやkindleアプリを入れて電子書籍を読んでいましたが、やはり電子書籍専用端末が欲しくなってきたので色々選んだ結果、楽天kobo gloを購入しました。

購入しましたというか6月頃には購入済みであり、それ以来持ち歩いていたので、もうそこそこ使い込んでいるような状態です。

Nexus7を持っていてもE-ink端末が欲しくなった

元々一番最初に買った電子書籍端末はSonyのReader、PRS-T2です。
E-ink端末としては全く問題なく、かつあまり知られていませんがWi-Fi接続できて実はEvernoteも使えるというなかなか高性能な端末。
当時所持していた自炊書籍をChainLPで読みやすいPDFに加工し、ほとんど全部PRS-T2へと放り込んで読んでいました。

しかしSony Readerの弱点はリーダーストアがどう素人目に見ても長続きしそうになかった事。しかも非常に使いにくい。結局最終的にPRS-T2を手放すまで、一冊もストアで電子書籍を購入する事はありませんでした。

またSony Readerを手放すひとつの原因となったのは、Nexus7(2012)を手に入れた事です。それぞれアプリをインストールすれば一台のタブレットで全部電子書籍ストアを利用する事ができます。しかも自炊書籍も読める。

余談ですが、KindleやkoboアプリよりもAndoroidアプリのテキストビューワーや画像・漫画ビューワーの方がはるかに本や漫画を読みやすく作られています。
なぜネイティブの電子書籍アプリはもっと読み手にとって使い勝手のいいものにしないのでしょうか?そこがずっと謎です。

結果的にNexus7一台で電子書籍関連のものは全てまかなえたので、その後はSony readerも手放しkoboやkindleのアプリ及びその他のビューワーで本を読むようになりました。

しかもこの頃の楽天koboストアは今では考えられないほどのクーポン大盤振る舞いをしていた時期で、ほぼ半額や少なくとも4割引くらいで電子書籍の購入ができるという状態。
現在の絞りきったクーポンとは雲泥の差です。

おかげでこの時期は楽天koboストアでよく本を購入していました。
意識的に優先して電子書籍を購入するようにし、紙の本を買わないようになったのもこの頃からです。
なお2014/9月よりkoboストアは楽天ブックスに統合され消滅します。

購入した電子書籍は主にNexus7で読んでいた(スマホはさすがに画面が小さすぎました)のですが、しばらく使い続けるうちにひとつ問題点が浮かび上がってきました。
それは液晶画面で長時間文章を読んでいるとやたらと目が疲れるというものです。

タブレットに限らずパソコンでもそうですが、液晶の画面はそれ自体内部から光りを放っている為、長時間眺め続けると気がつかないうちに目を通して疲れがたまっていきます。

元気な時はあまりその事が気になりませんが、長距離移動などでちょっと疲れているときに電車の中でタブレット端末で電子書籍を読んでいるとてきめんにわかります。
輝度を調節したり最近流行のブルーライトカットで目に対するダメージを軽減する事はできますが、それでも紙の書籍に比べると勝てるわけがありません。

漫画程度をさらっと読むのであればNexus7でも十分だったのですが、それなりに長い小説やしっかりしたラノベなどを読んでいると目がしんどくなる事が増えてきたので、だんだんタブレットでは小説を読まないようになってきました。

そこでふと思い出したのがSony Readerで自炊書籍を読んでいた時の快適さ。
E-ink端末は液晶タブレットと違い、画面そのものは光りません。最近のものはライト付きが多いですが、それも画面に対して側面からライトをあててその反射で明るくなるという仕様です。

電子書籍 楽天Kobo:Kobo Glo 16GBメモリ拡張 電子書籍スターターキットの案内より

紙で読んでいるのと同じ感覚で字を追う事ができます。
当然液晶に比べると目の疲れ方が全然違います。
(昔行われた実験で液晶とE-inkで目の疲れ方は違わないという結論がでたものがありましたが、詳しく調べると実験内容自体がかなりいい加減なものでした。)
液晶画面で電子書籍を読むようになってあらためて電子書籍専用のE-ink端末の良さを理解したというところです。

しかも余計な機能がない分E-ink端末は非常に軽い。
長時間読書をする場合にこれはかなり重要な要素です。

Kindleではなくkoboを選んだ理由はいくつかある

上記の理由により、再び電子書籍端末が欲しくなってきました。
その場合、問題となるのは一体どの端末を購入するか。
Sony Readerは海外でストアが撤退するほど先がない状態でしたので、選択肢としてありません。

基本的に電子書籍はその会社のサービスが終了した時点で購入した書籍データがダウンロードできなくなるものなので、少なくとも将来的にサービスが終了しそうな会社を選ぶわけにはいきません。

そうなってくるとAmazonのKindleか楽天のKoboしか候補が残りませんでした。
そして最終的に選んだのは楽天Koboです。
電子書籍市場においてはどう見てもAmazon Kindleの一人勝ち状態なわけですが、それでもあえて楽天Koboを選んだのには理由があります。

元々Koboストアでたくさん本を買っていた

上述したようにNexus7にKoboアプリをインストールして使っていた当時は、Koboストアでやたらと割引クーポンが乱発されていた時代でした。おかげでKindleよりもKoboで購入した本の方が多く、どうせ専用端末を持つなら引き継げて読める方がよかったからです。

KoboはMicro SDカードを追加してストレージを増やす事ができる

Kindle Paperwhiteの場合、使用可能な記憶領域は2012年版で1.2GBほど、2013年版で3GBちょいとなっています。Kindleで購入した電子書籍はクラウドに保存されているので、端末に全部をダウンロードして読むというよりはその時読みたいものだけダウンロードし読み終わったら端末からは削除する、という使い方を想定しているようです。

これに対してKobo(いくつか種類がありますが今回はKobo gloの話)は内蔵メモリの使用可能領域は1GB(Kobo Auraはもう少し増えています)。Kindleに比べて少なく感じますが、Koboの場合はMicro SDカードを自分で挿して記憶領域の容量を増やす事ができます。
最大32GBまで。

正直その半分の16GBでも漫画を詰め込まない限りは持て余すでしょう。
容量を増やす事によって購入した電子書籍を全てローカルにダウンロードして持ち運ぶ事も可能になります。

またこのMicro SDカードで容量を増やせる事により、自炊書籍を大量に突っ込む事が可能になります。もちろんKindle Paperwhiteでも自炊書籍を取り込む事は可能です。
しかしどうしても自炊書籍は容量が大きくなりがちなので、1~2冊放り込むだけでも記憶領域にそこそこの空きスペースが必要になります。

残念ながら記憶領域が限られているKindleでは何冊も自炊書籍を取り込む事ができません。自炊書籍をそれなりに読む予定があるのならば楽天Koboの方が扱いやすいでしょう。

中古市場で端末が安く手に入る

発売時のごたごたとその後の謎の無料ばら巻き事件により、初代のKobo Touchはヤフオクで叩き売られている状態がずっと続いていました。
それは発売が終了した現在でも変わらず。

ヤフオク検索 → 「Kobo Touch
確実に2000円台で購入できます。

Kindleに比べて楽天Koboにマイナスイメージが多いのは、全てあの初期の売り出し方に問題があったように思うのですが、何故楽天はあんな事をしたのでしょうか?

ちなみにカルト的な人気を誇るKobo mini(こちらも販売終了)はオークション市場でも品薄となっており、一時期に比べて多少は値段が持ち直している感があります。
漫画を読むには物足りませんが小説を読むにはベストなモバイル端末だったと思うので、あまり売れたわけではなさそうなのが残念です。
現在持っていませんが、一台くらい手に入れていてもいいかなと思っています。

ヤフオク検索 →「Kobo mini

そして今回自分が購入したのは中堅どころのKobo glo。

Touchとminiがなくなった今、現行のKoboシリーズの中でE-ink端末はgloと上位機種のkobo auraだけとなっています。

そういえばAuraの新機種として防水仕様のものが発表されたとか。
日本ではまだ発売されていませんがちょっと楽しみです。
ちなみに防水仕様にした理由は「ビーチで読みたいというニーズが多かったから」だそうです。日本ではビーチでなく湯船で活用される事でしょう。
Kobo、高解像度で防水加工のAura H20を発表 – TechCrunch

話を戻しましてKobo gloです。
こちらはどうやら新機種は出ない様子でgloシリーズは打ち止めになるっぽい雰囲気を漂わせています。
しかし機能的には十分であり、かつそれなりに安い価格で購入する事ができます。
元々Kindleとの価格競争の結果、定価でもお求めやすい値段となっていたところに加え、発売から時間が経ったおかげか中古市場でもそこそこ手を出しやすい価格で入手可能となっています。

ヤフオク検索 →「Kobo glo

時期や商品の状態にもよりますが、うまくいけば3000~4000円台での購入も可能。
ちょっとE-ink端末を使ってみたいという時には比較的手が伸びやすい金額です。

結局楽天Kobo gloを購入

もうすでに書いていますが最終的に購入したのはKobo glo。
Micro SDカードで容量を増設できて値段もそこそこ、自炊書籍や青空文庫形式のテキストも放り込める、更にライト付きで暗くても読める。
そしてそこまでの高スペックは求めないとなるとkoboシリーズの中ではgloが一番自分のニーズにあっていました。

購入。

使用感や使ってみての感想などはまた別記事で書きますが、この記事を書いている時点で数ヶ月使用している状態の中、不満点などは特にありません。
少なくとも機種本体に関しては。

Kindleに対する興味は今でもありますが、そもそもKindle書籍をあまり購入していないので今更Koboから乗り換えるのもなんだかなという感じです。
唯一の難点はNexus7とKobo gloの2台を一緒に持ち運ぼうとすると荷物がまたかさばってきてしまう事くらいです。

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