昨年、電子書籍用の端末としてKindle Fire HD8(2016)を試しに購入してみましたが、思いの外使い勝手が良く重宝しています。ちなみに32GBのほう。

Kindle PaperwhiteみたいなE-ink端末も、目には優しいのでしょうがやはりそれなりのスピードを本を読み進める場合、どうしても動きのもっさり感がストレスになります。

Kindle Fire HD
Kindle Fire HD / ToddMorris

その点Fire HD8のような液晶端末はページの行ったり来たりもストレス無くサクサク。液晶なのでブルーライトによる目の疲れなどが気になるかもしれませんが、Blue Shadeというブルーライトカット機能も標準装備されているので、ある程度は軽減できます。

ですから特別E-inkにこだわらない限りは、Kindle端末のなかではFire HD8(2016)が一番使いやすいのではないかなと考えています。

さて、このKindle Fire HD8(2016)はAordoidをカスタマイズしたFire OSという独自OSで動いています。

Andropidと同じくこのOSもバージョンアップにより更新されていくのですが、どういうわけかそのついでに良くわからない機能が増えていたりします。

スリープを解除すると勝手にアプリが立ち上がる

今回はそんな話。
先日(といっても昨年12月の話)、FireOSがver5.3.2.1に更新。
ところがそれ以降Fire HD8が妙な動きをし始めるようになりました。

具体的には、スリープ状態のときにそれをスワイプ動作などで解除すると何故か勝手に触っていないアプリが立ち上がるのです。最初はスワイプした際に間違ってアプリをタップしてしまっているのかな?とも思っていたのですが、どうもそんな感じではありません。

調べてみると、これはFireOSの新しく実装された「自動ナビゲーション」という機能によるものだそうです。

「自動ナビゲーション」とは

よく使用するコンテンツとアプリを自動的に起動します。起動するコンテンツは端末の使用状況に基づいて決定されるため長く使うほど正確になります。

毎回Fire HD8を触るたびに同じアプリを起動するわけでもなく、正直なところ迷惑としか言い様のない機能だったのですが、設定で解除できるのでさっそくやってみることにしました。

アプリが勝手に起動しないようにする設定

設定画面で「アプリとゲーム」をタップ

アプリとゲーム画面で「Amazonアプリケーションの設定」をタップ

Amazonアプリケーションの設定画面で「ホーム画面の設定」をタップ

ホーム画面の設定画面で自動ナビゲーションをオフに

これでスリープ解除しても勝手にアプリが起動することはなくなります。