最近では街中でスマホ片手に歩いている人をよく見かけます。
よくスマホを持ち歩くときにカバーをつけるつけないで意見が割れている事が多いですが、電車や街中で見る限りはほとんどの人が何らかのケースやカバーを使っている印象。
熱がこもってバッテリーに悪影響なのでメーカーはスマホケースの使用を一切推奨していないそうですが、傷がつく事を考えるのならなんらかのカバーはつけているほうがいいのかなとも思います。
CalypsoCase with CalypsoLoop line / CalypsoCrystal
自分の場合は鞄の中に放り込んで持ち歩く事がほとんどなので、他に一緒に入れている物から守る意味合いもあって必ずケースを装着するようにしています。
保護フィルムはあまりにも貼る作業が苦手すぎてまともにうまくいった試しがないので使いません。使うのはカバーのみ。
そして今回Nexus5を購入した事もあり、いくつか使い勝手のよさそうなスマホカバーを購入して試してみました。
縦に開くスマホケースを購入
そもそもNexus5を手に入れた目的が「両手フリックの練習をする」という事でした。
そこで一般的な手帳タイプの横に開くカバーは使いにくいだろうと考え、最初に購入したのは縦に開くタイプのスマホケース。
縦に開くのはいいのですが、カバーは下の方に垂れ下がります。
裏側のカメラ窓の位置がありますので上下を入れ替える事ができません。
手に持つ時はカバ-を折りたたんで背面にまわしてこんな感じ。
ケースのカバー部分が横に開かないので、折りたたんで手に持つと邪魔にならなくてちょうどいいかなと思ったのですが、実際にもってみるとカバーを折りたたんだ状態では変な形状になってしまいかなり持ちにくかったです。
自分の手のサイズもあるのでしょうけれどしっくりきませんでした。
通常の横開き手帳タイプのスマホケースを購入
縦開きがあまりよくなかったので、今度はオーソドックスな手帳タイプにしてみようと思い、入手したのがこちら。
Nexus5のボディーカラーが黒な事で多少なりとも華やかな色合いが欲しかったのと、鞄の中で他の荷物と混ざっても目立ちそうだったのでこのケースを選んでみました。
開けると左側にカード収納ポケットがあります。
ただここにカードとかいれてしまうと際限なくスマホがごつくなってしまうので、そんなにカバーのポケットを使う事はないと思います。
意外とよかったのが、カバーを折り曲げて裏側にまわしても案外持ちやすいというところ。
厚みが増す分むしろ持ちやすくなります。しかもケース自体が結構軽いのであまりゴテゴテした感じになりません。
こっちのスマホケースはかなり使い勝手がよかったので、しばらくは常用していました。しかし使い続けるにつれ、浮かび上がってきたのはあるひとつの不満点。
それは、このスマホカバーには自動スリープ機能がついていない、という点です。
自動スリープ機能とはカバーを閉じるとスマホの画面がオフ(スリープ状態)になり、カバーを開けると液晶画面がオンになるという機能です。
これがついていなければNexus5を使うとき、スマホカバーを開ける→右上の電源ボタンを押してスリープモード解除、という2段階の手順が必要になります。
またカバーを閉めてもすぐにスープモードになりません。
自動スリープ機能があればカバーを開けると同時に液晶のスリープモードが解除され、1つの動作ですみます。そして閉めるだけでスリープモードになります。
このケースに自動スリープ機能がないのは購入前からわかっていた事で、そのくらいどうにかなるかと思っていました。しかし実際にしばらく使ってみるといちいち2つの動作をしなければならないのが、かなり面倒になってきます。
そこで今度は自動スリープ機能のついたNexus5用のカバーを探す事にしました。
スリープ機能付きのスマホケースを購入
探してみると、思ったよりスリープ機能のついたNexus5用のスマホケースというものがありません。最終的に購入したのはこちら。
スリープ機能が何故動作しているのかというと、カバー部分に仕込まれた磁石をNexus5が関知して開閉の判断をする仕組みになっています。
つまりスリープ機能がないスマホカバーは覆い被さるカバー部分に磁石が仕込まれていません。だから全体に軽いものが多いです。それに対しこのカバーは重い。
Nexus5自体はかなり軽いのに、このスマホケースを装着する事によりちょっとズシッとくるようになります。
そうはいってもタブレット端末に比べれば全然軽いので許容範囲内。
最終的にこのスマホカバーを使い続ける事にしました。
カバー全体を裏返してもわりと持ちやすいです。
というかむしろホールドしやすくなります。両手フリックも問題なし。
使うかどうかわかりませんが、スタンド代わりにもなります。
おおむねこのスマホケースで満足なのですが、不満点を上げるとすれば見た目が真っ黒でどうしてもビジネス臭くなってしまうというところ。
色気がないことはなはだしいです。
身の回りのガジェットがどうしても黒っぽい色合いのものが多くなってしまうので、できる限りそれ以外の明るめの色を混ぜようとは思うものの、機能を追求するとどうしてもオーソドックスな地味目のものに行き着いてしまいます。
以前何かの調査で、日本だけ世界的に珍しくAndroidではなくiPhoneが多く普及している理由はスマホカバーの種類が多いから、というようなデータ(かなりうさんくさいですけど)がありましたが、実際こうして探してみるとそれもわからないでもないなという気がします。
さすがに見た目はiPhoneアクセサリーに勝てそうにないですね、Androidは。
ちなみにQi充電器AukeyのLC-M1を使うと上記のどのカバーをつけていてもワイヤレス充電が可能です。