昨年より予告されていたTwitterのAPI変更が予定通り行われ、APIver.1からver.1.1へと変わりました。それに伴ってAPI使用の際の様々なルールも変更されています。
ユーザ側としては、今まで使っていたTwitterがらみのクライアントソフトやアプリの中に、これを機に動かなくなってしまうものが出てくるのが悩みどころです。
Twitter escultura de arena / Rosaura Ochoa
APIとは
アプリケーションプログラミングインタフェース (API、英: Application Programming Interface) とは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。APIには、サブルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、変数などの仕様が含まれる。APIには様々な形態があり、POSIXのような国際規格、マイクロソフトの Windows API のようなベンダーによる文書、プログラミング言語のライブラリ(例えば、C++の Standard Template Library や Java API(英語版) など)がある。
身近なところでは、このブログに導入しているWordPressプラグインのWordTwitが動かなくなりました。ちなみにWordtwitとは、記事の更新を自動でツイートしてくれるプラグインです。
最初はもうこのプラグインの使用を止めて、またdlvr.itでも使おうかなと考えていたのですが、何となく検索してみるとWordtwitのファイルを少し書き換えるだけで動きそうだったので試してみる事にしました。
参考にしたのはこのページ
単純にAPIを呼び出しているURLを書き換えればいいんじゃないの?と思ったわけです。
この記事を書いている時点で使用しているWordTwitのバージョンは2.6.4。
書き換えるファイルは
このファイルの中の354行目付近
$url = 'http://api.twitter.com/1/statuses/update.xml';
となっている部分を
$url = 'http://api.twitter.com/1.1/statuses/update.json';
に書き換え。何となく不安なら元の一行を消さずにコメントアウトしておけばいいと思います。その下に新しいAPIの呼び出しURLを記述しておけばOK。
こんな感じに。
// $url = 'http://api.twitter.com/1/statuses/update.xml';
$url = 'http://api.twitter.com/1.1/statuses/update.json';
これで試してみると、WordTwitが無事に動くようになりました。
次にWordTwitがバージョンアップする時にこの部分の問題が解消されていればいいですが、場合によってはこのまま開発終了という可能性もあります。
いずれにしてもしばらく様子見です。