いつの頃からか持ち運びの手間と保管スペースの事を考慮して、本を購入する時はできるかぎり電子書籍にするようになりました。

当初、主に利用していたのは楽天Koboもしくは楽天ブックス。
今は無きkobo gloも入手し、そこそこの冊数を購入していました。
Kindle書籍ではなくあえて楽天Koboを選んでいた理由は、その当時やたらとクーポンが乱発されており、まとめ買いをするにあたりとにかく電子書籍が安かったからです。

ebook
ebook / teclasorg

しかしある時期より楽天は方針を変え、クーポンの乱発をやめました。
結果現在ではセールを数多く行っているKindleの方が安いくらいになっています。

そしてなにより本の充実ぶりは楽天に比べKindleの方が上。
Kindleにはあるものの他の電子書籍ストアには蔵書がないといった本も多いです。
結果的に今ではKindleで購入する事がほとんどになってしまいました。

その為、当初はKindle Paperwhiteを別途入手しようかとも考えていたのですが、楽天でまだ購入したけれど読んでいない本も多数あるという事情もあり、最終的に楽天koboもKindle書籍も両方まとめて読めるようにNexus7 2013へアプリをインストールし読書用端末として活用しようという形に行き着きました。

液晶タブレットは目にきつい

ただ元々Nexus7を持っているにも関わらずわざわざ電子書籍用に専用のKobo gloを購入していたのは、液晶タブレットを長時間眺めているとかなり目に負担がかかってしまうという理由があったからです。

同じ電子書籍でもE-ink端末であるKobo gloと液晶画面のNexus7で読み比べてみると、その差はかなり大きいです。目の疲れ方が全く違います。
特に長時間読書すればするほど。

そこで、その対策としてNexus7のブルーライトカットに取り組んでみる事にしました。
最近では、長時間パソコンを操作する人用にブルーライトをカットする眼鏡や、モニターからの発色をカットしてくれるソフトウェアなどが数多く存在します。

お医者さんによってはブルーライトをカットしても目への負担はそんなに変わらないという意見もあり、医学的な分野では本当に効果があるのかどうかはいまだ不明な部分ではあります。

ただ、特定の発色が押さえられればそれだけでまぶしさが軽減したり(体感で)はするので、とりあえずしばらく試してみる事にしました。

ブルーライトカット用保護フィルムを試す

まず最初にやってみたのがブルーライトカットの保護フィルムの利用です。
アマゾンで検索するとそれ用の保護フィルムがたくさんありました。

アマゾン検索 → 「Nexus7 ブルーライトカット

保護フィルムを購入

購入してみたのはこちら。

使用してみて

貼ってみるとわかりますが、NExus7の画面がかなり黄色みを帯びて見えるようになります。
しっかり特定の発色を押さえてくれる感じ。
ただ当たり前ですが、写真や映像を見る時も色調が調整された状態になってしまう為、Nexus7本来の画面の綺麗さは味わえません。

ゲームなどをしてもちょっとグラフィックの色合いが暗く見えてしまいます。

アプリを使用

しばらく使ってみた結果、ブルーライトをカットして欲しい時と普通の色合いで見たい時を切り替えられるようにアプリを利用した方がいいんじゃないかという気持ちが強くなり、今度はブルーライトをカットしてくれるアプリを導入する事にしました。

保護フィルムは一旦剥がします。
上記↑の保護フィルムは2枚入りだったので、もう一回使いたくなれば再度貼る事も可能です。

ブルーライトカットアプリをインストール

Google Playで検索するとブルーライトカット系のアプリは相当数存在します。
今回インストールしたのはこちら。

ブルーライト軽減フィルター ~ ブルーライトはアプリで対策! - Google Play の Android アプリ

使ってみて

しばらく使ってみた結果、かなりいい感じです。

ブルーライトのカット率やフィルターの色も結構細かく調整できます。
使い方も簡単で、通知バーからワンタップでブルーライトカットのON/OFFの切り替えが可能。

おかげで電子書籍を読む時だけカットを有効、カメラを起動させる時や画像を見る時だけ無効など操作が手軽です。

せっかくなのでそのまま有料版のライセンスキーも購入しました。
99円なので悩む金額でもありません。広告が消えます。
ブルーライト軽減フィルター 有料版ライセンスキー - Google Play の Android アプリ

弱点は重さ

これでNexus7を読書専用端末として取り回す事が可能になりました。
メールチェックからネット検索、地図確認から読書まで一つの端末で済むようになるとかなり便利。

ただ唯一の不満点は、やはりE-ink端末に比べると液晶タブレットは重いという事。
Nexu7 2012からNexus7 2013に変えた時は軽くなったなと思いましたが、やはり長時間片手で持つようになるとだんだん重く感じるようになってきます。

また、7インチというサイズが微妙に大きく、自分の手の大きさにもよるのですが、しばらく片手で保持していると手が痛くなってきます。
カバーをつけたりして一回りサイズが大きくなってしまうとなおさら。

ですので、今のところは読書用持ち運びモバイル端末としてNexus7を利用していますが、将来的は6インチか5.5インチくらいのファブレットへの乗り換えも考えていこうかなと思っています。